季節雇用で半移住 碁石茶親衛隊から学ぶ地元の産業に関わる魅力


2017年3月29日

【この記事は、田舎ラボ事業の一環です。嶺北の暮らしや移住に興味を持つ若者が、地域での仕事やナリワイに焦点を当てた取材をお届けします】

碁石茶ってどんなお茶?

画像引用元:碁石茶協同組合

高知県大豊町で作られている碁石茶。

その歴史は古く、江戸時代から400年以上も続く伝統産業です。

 

日本で作られる唯一の後発酵茶で、

中国の雲南省がそのルーツといわれています。

生産農家が1軒に現象 滅びかけた伝統産業

画像引用元:碁石茶協同組合

碁石茶のふるさとである大豊町。

限界自治体という言葉が生まれるほど

全国的にも少子高齢化が深刻な町です。

 

 

長きにわたり作られてきた碁石茶も

その少子高齢化の影響を大きく受け、

昭和50年代には生産農家が1軒のみになりました。

 

 

しかし、たった1軒になったとしても

『碁石茶を求めている方がいる限り

作ることを止めてはいけないんだ。』

 

 

と、碁石茶を作り続けてきました。

徐々に人気が爆発 幻の健康茶

画像引用元:碁石茶協同組合

碁石茶は「カビ付け」「漬け込み」という

二段階の発酵を経て作られ、

大量の植物性乳酸菌を含んでいます。

 

 

この乳酸菌たちがもつ健康パワーが

マスコミやメディアに取り上げられ

健康ブームにより、一気に人気が爆発。

 

 

今となっては作れば全て売れるほどの

大豊町を、高知県までも、を代表する伝統産業になりました。

 

 

しかしながら、

少子高齢化や若者の流出
といった現状は変わらず、

碁石茶の需要に対して
生産が追いついていないのが現状です。

 

碁石茶親衛隊から見る季節労働の魅力

需要はあるが、生産が不足。

 

この課題を解決するために

NPO法人ONEれいほくの主催で

碁石茶親衛隊という取り組みがありました。

 

 

研修施設で仲間と滞在しながら

碁石茶の生産に携わる人材が

全国から合計10名が集まりました。

田舎でも新しい出会いがある

碁石茶親衛隊は季節労働の仕事です。

年ごとに募集するので、

その時にあつまる人も異なります。

 

 

つまり、『日常にはない出会い』があります。

 

 

碁石茶親衛隊では、タイからやってきた参加者もいたり、

まさに、日常にはない出会いです。

 

 

参加者が友だちを呼び、また新しい出会いが生まれる。

季節労働を通した出会いが新たな出会いを生み、

結果、碁石茶親衛隊では多くの出会いが生まれました。

 

地域の人々と交流しやすい

移住をするときに最も重要なことは

地域の人々との関係づくりです。

 

 

季節バイトはその土地のナリワイを入り口として

地域の人々と関わる大きなきっかけとなります。

 

 

例えば、碁石茶親衛隊の場合、その色はより強くなります。

なぜなら、地域の人にとってみれば

碁石茶という伝統産業を支えるため、

人口減少がすすむ大豊町に、わざわざ来てくれた人々だからです

 

 

自分自身も碁石茶親衛隊として活動していましたが、

地元の人に会った時に碁石茶を作っていると話しただけで

「まぁ〜よう来たねぇ〜!」とあたたかく迎えてくれます。

 

 

当たり前ですが、地元の産業に関われば

地元の人々と簡単に関わることができます

 

 

結果として、

碁石茶親衛隊をきっかけに7名もの移住者が生まれました。

 

 

そして、この嶺北には

そういった季節限定のナリワイがたくさんあります。

まとめ

季節労働は一種の移住体験です。

 

 

もし、移住を考えている地域があるのであれば

その地域の季節労働に関わってみるのも良い手段です。

 

 

嶺北には碁石茶に限らず、

ゆず、お米、ラフティングなどなど

たくさんのナリワイがあります。

 

 

嶺北に少しでも興味のある方は、

ぜひ季節雇用をきっかけにしてみてはいかがでしょうか


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