故郷韓国の味をナリワイに 地域に愛された嶺北のチヂミ屋さん


2017年3月29日

【この記事は、田舎ラボ事業の一環です。嶺北の暮らしや移住に興味を持つ若者が、地域での仕事やナリワイに焦点を当てた取材をお届けします】

嶺北の本山町にある「さくら市」という産直の市場をご存知でしょうか。

 

ここは嶺北の農家さんたちが作る新鮮な野菜や手作りのお惣菜を買うことができます。

特に野菜の値段はとても安く、初めて行った人は驚くことでしょう。

地元住民にも愛された場所で、嶺北に来たら必ず行って欲しい場所の一つです。

 

そんなさくら市で、香ばしいゴマ油とニラの美味しそうな香りがする時があります。

さくら市のチヂミ屋さん

その匂いの正体は、韓国生まれの金貞姫(キム・ヒョンヒー)さんが営むチジミ屋さん。

キムさんは、約30年前に日本にやってきたそうです。

15年前に、隣町の土佐町の道の駅さめうらでチヂミ屋を始め、約10年営んだ後に、さくら市に移動して今年で5年目とのこと。

 

キムさんはものすごく愛嬌のいい人です。

お話を聞いているときも地域の人々がやってきて「キムさん!こないだのお返し!」と、温かいやりとりが行われていました。

 

キムさんは地域の人にとても愛されています。

さらに、雇用も生んでいます。

高校生の地域の子をアルバイトとして雇っています。

 

嶺北内でのイベントの時にも、チヂミやチャプチェなどを高校生と一緒に販売したり、自分のナリワイを活かしてこの地域に雇用を生んでいます。

 

外から見る嶺北の良さ

キムさんには同じく韓国生まれの旦那さんがいます。

旦那さんが仕事をきっかけに来日した時に、本山町が大好きになり移住したとのこと。

 

「嶺北は好きですか?」キムさんにそう尋ねてみると、

 

「もっちろん!!!嶺北、大好きネ!!!」

と、満面の笑みで答えてくれました。

 

 

キムさんが嶺北を好きな3つの理由

 

・嶺北は人の調和が最高に良い

・韓国にはないとっても澄んだ川がある

・方言がものすごく好き

 

と、また満面の笑みで答えてくれました。

ついでにいうと、桜が咲くところが好きとのこと。

これは嶺北に限らず、つまりは日本が好きということでしょうか。

 

キムさんと話しをしていると、嶺北の人が好きなことも方言が好きなこともよく伝わってきました。

方言に関しては、本当に好きでわざわざ意識して使っているとのこと。

実におちゃめで気さくな人です。

 

自分の得意なことでナリワイを作る

そんなキムさんは、なぜここでチヂミを売りはじめたのでしょうか・

答えはシンプルでした。それは「チヂミ作りが得意だったから」でした。

 

この日本で仕事をしようとなった時に、キムさんが選んだのがこの得意を活かしたナリワイでした。

故郷の味で勝負する

嶺北にいると、意外にも海外の人を見かけることがあります。

WWOOFをやっている農家さんがいたり、カウチサーフィンで海外のゲストの受け入れをしている方がいるからです。

 

キムさんが作る本場の韓国チヂミのように、海外の人にはぜひとも故郷の味で挑戦してみてほしいと思いました

もしかしたら、それがキムさんのように人を雇えるようなナリワイになるかもしれません。

 

海外の人まで含めて、これからも嶺北を好きになる人が増えるといいですね。

 


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