20代女子が東京から大豊町の限界集落へ電撃移住? その暮らしに迫る


2017年3月29日

【この記事は、田舎ラボ事業の一環です。嶺北の暮らしや移住に興味を持つ若者が、地域での仕事やナリワイに焦点を当てた取材をお届けします】

今回は、嶺北の大豊町にあるシェアハウスにやってきました。

このシェアハウス・ハヤシはうすに東京から移住したさとうひよりさんの暮らしを取材してきました。

 

田舎で挑戦するパラレルクリエイター
紹介: さとうひより さん

ライター,デザイナー,イラストレーターとして活動する20代女子。仙台、富山、横浜、東京と転々としたのちに、高知に移住。

ネット上を彼氏募集でざわつかせた

ひよりさんは「note」というサービスで求人広告風に彼氏墓集をして、一時期インターネット界隈でかなり話題になりました。

そんなひよりさんが突如、高知県に移住。

それも少子高齢化と、若者の流出が深刻な大豊町の限界集落に。

 

東京の生活とは180度ちがった場所。

彼女は一体どんな思いで移住し、現地でどんな暮らしをしているのでしょうか。

東京と高知の暮らしのちがい

20代女性が単身で限界集落に移住。

暮らしや仕事、一体どのような変化があったのか聞いてみた。

東京での暮らし

東京ではOLとライターの二足のわらじで生計を立てていたというひよりさん。

 

毎月の収入はまずまず。

しかし、大都会の東京では1ヶ月に家賃や光熱水費・交通費や食費・。通信費を合わせて、最低でも約15万円ほどの生活費がかかっていたそうです。

 

月に15万円もの出費となると、何かやりたいことに挑戦したいと思っていても、まず生活するためのお金を稼ぐ必要が出てきます。

 

たとえ、毎日満員電車で会社に行くのが嫌になったとしても、生活のためを考えると会社を辞めることもむずかしい。

 

そんな追われるような生活になると、自分が理想とするライフスタイルから遠ざかっていく気がします。

 

これが東京での暮らしでした。

【月の生活費 = 約15万円】

高知での暮らし

一方で、高知での暮らしはどうでしょうか?

 

ひよりさんは大豊町にあるシェアハウス・ハヤシはうすに暮らしています。

家賃が安い田舎のシェアハウスに住むことで、さらに安く家賃を抑えています。

 

 

ライター・デザイナー・イラストレーターは、インターネット環境さえあれば、場所を問わない仕事。

 

高知にいながらにして、東京で請け負った仕事もすることで、世間から仕事がないといわれる田舎でもしっかりと仕事ができているとのこと。

 

そして、気になる高知一ヶ月の生活費はというと…

 

なんと、【1ヶ月=約5万円】

 

東京での生活と比べると約3分の1。

これぞ、田舎の魅力です。

移住したメリットとデメリット

もちろんメリットだけではなく、都会から田舎に住むギャップやデメリットもあるかと思います。

20代女子のひよりさんが感じる田舎に住むメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

・固定費が少ない

・ご飯がおいしい

・人の温もりに触れられる

・通勤がない

 

先ほど述べたように、まず出費が少なくなるのは大きなメリットです。

必要なお金が減ることで暮らしに余裕が生まれ、自分がやりたい仕事に集中できます。

 

満員電車で通勤する必要もなくなり、移動にかけていた時間も有効に使えるようになりました。

 

ひよりさんが移住したハヤシはうすは、若者が少ない大豊町でも、多くの人が集う拠点です。

そんなシェアハウスに住むことで、すでにあるコミュニティに混ざることができるので、ご近所さんからたくさんの野菜をいただいたり、地元の人みんなで集まってご飯を食べたり、都会にはない田舎ならではのやさしさに心を和ませているようです。

 

 

デメリット

 

・仕事の常識がちがう

・呑み屋がない

・逃げ場所や気分転換できる場所が少ない

 

ひよりさんは、東京だけではなく高知でもデザインの仕事をされています。

東京とは違って、田舎だとデザイナーさんとの仕事に慣れていない人も多く、そういったリテラシーのちがいに戸惑ったそうです。

 

さらに、田舎なので店は少ないです。

やはりシティガールのひよりさんにとってはかなり物足りない、お酒も足りない環境。

 

移住したばかりだと移動手段や所属するコミュニティが限られているので、気分転換できる場所が少ない。

そんなひよりさんやその他のシェアハウスのメンバーと交流することができるハヤシはうす。

 

興味のある方は、本山町のNPO法人ONEれいほくに連絡を取ってみることをお勧めします。

 

 

クリエイターが田舎で自由に

ひよりさんは、もっとクリエイターが自由・クリエイティブに働きやすい世の中になることを望んでいます。

 

先陣を切って田舎に飛び込み、ここでもできるという姿を示すことで、かつてのひよりさんと同じように悩んでいるクリエイターに勇気を与えたい。

彼女が移住を決意したのも「田舎に可能性を感じたから」とのこと。

 

ひよりさんは、大都会の浪費するサイクルから抜け出しより多くの時間を自分のやりたい仕事に使えるようになったそうです。

 

 

話は変わりますが、本山町のNPO法人ONEれいほくでは、今まで地域の発信をしていく上でデザインをできる人材がいなかったとのこと。

そこで、地域のデザインのお仕事をひよりさんに依頼したそうです。

 

 

【 大豊町のPRポスター 】

【ONEれいほくの季刊誌・ワカゲノイタリ】

都会には代わりになる人がたくさんいるけれど、田舎には人がません。

それは『あなたにしかできない』という仕事が多いということです。

 

ひよりさんのようなデザイナーさんは、特にその傾向が強くなります。

もし、自分のクリエイティブをもっと輝かせたい人は、ぜひ田舎ジェの移住を考えてみてはいかがですか?

 


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